第11回

肋間神経痛

呼吸や体幹の動きに伴う側胸部の痛みについて説明します.

背骨から出て,肋骨の下縁に沿って走っているのが肋間神経です.

身体をひねった瞬間や,咳をした瞬間,あるいはうつ伏せで寝ている時に子供が急に背中に飛び乗ってきた時など,肋骨に対して急激な圧力がかかったことをきっかけに発症する場合があります.

また,ほかの原因として,ヘルペスウイルスによるものも多く見られ,帯状疱疹という病名で知られています.

主な症状は呼吸や体幹の動きに伴う側胸部の痛みです.

施術は,原因部位と考えられる場所への静かな押圧と,捻れが生じた胸椎への操作が主体です.数回の施術で変化がみられる場合もありますが,経過には個人差があります.なお,発疹を伴う場合は帯状疱疹の可能性があるため,医療機関の受診を優先します.